ニュースリリース
ロングリードシーケンス受託解析サービス開始のお知らせ
- 2025年11月19日
- 受託解析サービス
この度、ロングリードシーケンス技術を基盤とした受託解析サービスを開始することとなりましたのでお知らせいたします。
近年、ゲノム構造変異などの大規模かつ複雑なゲノム変異やメチル化情報の解析、より精度の高い発現量解析、微生物ゲノム解析などにおいて、ロングリードシーケンスの需要が急速に高まっています。ロングリードシーケンスにより得られる長鎖配列を解析することにより、疾患メカニズムの解明や新たな治療薬の開発を促進し、より高度な診断や治療を実現する個別化医療に役立つことが期待されています。このため当社では、ナノポアロングリードシーケンサーPromethION™(Oxford Nanopore Technologies plc)を導入し、高品質・短納期・柔軟なスループットでの解析サービスをご提供してまいります。
■ご提供する主なロングリードシーケンス受託解析サービス
• 全ゲノムシーケンス解析/メチル化解析
• RNAシーケンス解析
• ダイレクトRNAシーケンス解析
• 微生物メタゲノム解析
• プラスミド/ベクター解析
• ターゲットシーケンス解析
その他、ご要望に応じてご対応いたします。
■ 本サービスの特長
• 数千から数十万塩基の長鎖配列を一括して取得することにより、構造変異などの複雑なゲノム構造やメチル化情報などの高精度な解析が可能
• 前処理・解析レポートまで
ワンストップのサービス提供
• 柔軟なスループット対応により、小規模から大規模解析までサポート
また、PacBio®ロングリードシーケンサーSequel II/Revio™システム(Pacific Biosciences of
California, Inc.)を用いた解析も承っております。PacBio®ロングリードシーケンサーを用いた解析は、当社関連企業であるTheragen Bio Co., Ltd.(本社:韓国)にて実施いたします。
さらに当社では、膨大なシーケンスデータを高速に処理し高精度な解析を行うゲノムデータ解析の技術開発を進めています。
(参考)「東京大学医科学研究所附属ヒトゲノム解析センターとのヒトに関するゲノムデータ解析技術に係る共同研究契約締結のお知らせ」
https://www.cancerprecision.co.jp/news/detail.php?id=68
当社は今後も最新のシーケンス技術を活用し、ゲノム研究・ゲノム医療分野の発展に貢献してまいります。
受託解析サービスに関するご質問、ご相談は、下記フォームよりお問い合わせください。
https://www.cancerprecision.co.jp/inquire/jutaku/
(参考)オンコセラピー・サイエンス株式会社 ビジネスニュース
https://www.oncotherapy.co.jp/wp-content/uploads/2025/11/251119_02.pdf
