ニュースリリース
学校法人昭和大学およびAdvanced Genomics APAC Co., Ltd.との脳腫瘍遺伝子検査に関する共同研究契約締結のお知らせ
- 2024年8月21日
- プレスリリース
この度、当社は学校法人昭和大学(所在地 東京都品川区、理事長 小口勝司)およびAdvanced Genomics APAC Co., Ltd.(以下「Advanced Genomics APAC社」、所在地 台湾、Managing Director Andy Chang)と、脳腫瘍遺伝子検査の確立を目指した共同研究契約を締結いたしましたのでお知らせいたします。
脳腫瘍、特に悪性脳腫瘍は、治療効果が得られにくく予後の悪い疾患として知られています。近年、脳腫瘍の分野においてゲノム解析が急速に進み、予後や治療の反応性の予測因子となる遺伝子変異の発見や、その遺伝子変異を標的とした治療薬の開発が進んでいます。遺伝子変異の情報は、脳腫瘍における診断基準の一部として採用されており、遺伝子検査は今後の日常診療において必要不可欠になると考えられています。
本研究では、脳腫瘍で生じる遺伝子変異を患者さんごとに次世代シーケンスにより網羅的に解析し、解析により得られた情報と、既に確立されている検査等による情報とを対比検討することで、個々の患者さんの診断や治療に還元できる脳腫瘍の遺伝子検査の確立を目指しております。本研究において、当社は、Advanced Genomics APAC社より提供される次世代シーケンス解析試薬および解析ツールを使用し、脳腫瘍で生じる遺伝子変異の網羅的解析を担当します。
詳細は、下記昭和大学リリースをご覧ください。
https://www.u-presscenter.jp/article/post-54097.html
共同研究課題名 次世代ゲノムシークエンス解析を用いた脳腫瘍治療の開発
研究責任者 昭和大学 脳機能解析・デジタル医学研究所 所長 佐藤洋輔
(参考)オンコセラピー・サイエンス株式会社 IRニュース
https://www.oncotherapy.co.jp/wp-content/uploads/2024/08/240821_01.pdf