株式会社 Cancer Precision Medicine

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がん遺伝子関連検査

がんは遺伝子の異常によって引き起こされる病気です。どの遺伝子に異常が起きているかは、患者さんによって異なり、遺伝子変異の種類によってがんの特徴や効果のある治療薬も異なることがわかっています。近年、次世代シーケンスの解析技術を用いることで、患者さん毎にがんの遺伝子変異を迅速かつ網羅的に解析できるようになり、得られた情報を適切ながん治療薬の選択や新しいがん免疫療法に役立てることができるようになりました。
CPMでは、次世代シーケンスの技術と独自のデータ解析技術により、がん免疫療法の治療候補となるネオアンチゲンペプチドの情報をご提供する「ネオアンチゲン解析」と、患者さん自身のがん遺伝子変異情報から治療に役立つ情報をご提供する「がん遺伝子変異解析」を臨床検査として実施しています。

ネオアンチゲン解析

ネオアンチゲンとは、がん細胞に生じた体細胞変異に由来する新規抗原で、がん免疫療法の理想的な標的と考えられています。「ネオアンチゲン解析」では、患者さんのがん組織の遺伝子情報をもとに、がん免疫療法の治療候補となるネオアンチゲンペプチドの配列情報をご報告します。

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がん遺伝子変異解析

「がん遺伝子変異解析」では、がん組織から患者さん自身のがん遺伝子変異を解析し、適応する治療薬候補(米国FDA承認薬および日本国内承認薬)の情報、遺伝子変異数(Tumor Mutation Burden;TMB)およびDNAミスマッチ修復遺伝子変異の情報をご報告します。特に遺伝子変異数(TMB)やDNAミスマッチ修復遺伝子変異は、免疫チェックポイント阻害薬の有効性と相関があることが報告されています(参考文献:Cristescu R, et al. Science. 2018;362(6411))。

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